text & photo:Shunichi Uchida (内田俊一) Photo:Chizuko Uchida (内田千鶴子)
前回は残念ながら強い雨に見舞われてしまったこのイベントだが、今回は気持ちいい青空のもとでの開催となった。
リバイバル・船橋やリバイバル・ヨーロッパ・ツーリングカー、リバイバル・シルヴァーストーンなどのカテゴリー名から想像されるとおり、1960年代から1970年代に活躍したサルーンカーやスポーティカーが主役のサーキットイベントだ。また、フォーミュラ・エキジビションとして、ロータス41や61などの“葉巻”が走るのも特徴のひとつだろう。
今回は、いくつかイベントが重なってしまったため、全部で35台とエントリー台数は少々寂しかったが、各カテゴリーとも魅力的なクルマが集合。フェアなバトルが繰り広げられていた。
当日はオースチンヒーレークラブジャパンのクラブミーティングも同時開催。10台のヒーレーが集合した。
パドックに佇む2台の800。どちらもリバイバル・船橋の参加車で、コースでは当時のようにバトルを繰り広げた。
アルファ三様。いずれもコースでは快音を響かせて駆け回っていた。
戦いすんでパドックへ戻ってきたリバイバル・船橋の参加車たち。様々なクルマが参加している。
ここはイギリスかと思うくらいの見事なシーン。しかもこのドライバーは、PMC・Sの佐藤献二氏だ。
リバイバル・ヨーロッパ・ツーリングカークラスが今まさにスタートしようとしている。
ジャガーEタイプは女性がドライブ。小さなサーキットでも持て余すことなく華麗なテクニックを披露。
白に赤のラインが決まっているブラバムBT21。後ろから追いかけるのはロータス61だ。
ガレージ伊太利屋が持ち込んだ、ランチア・アルディア・ピックアップ。これも狭角V4エンジンを搭載。
数周に渡ってトップ争いのバトルを繰り広げたリバイバル・ヨーロッパ・ツーリングカークラスの3台。
ロータス41は2台参加。こちらはロータス41C。縦置きのミッドシップレイアウトがよくわかる。
こんな珍しいクルマも参加。ポッジフォーミュラジュニアは、フィアット1100のエンジンをフロントに搭載。