【一矢を報いる】ヴェゼル、ノート、ムーヴが健闘 7月の登録車・軽の販売台数ランキング

公開 : 2021.08.06 06:45  更新 : 2021.09.01 00:59

7月の軽 ランキングに異変

軽自動車に関しては、3か月ぶりにスーパーハイトワゴン3強の一角にハイトワゴンが割り込んだ。

首位に立ったのは、昨年12月に商品改良を実施したホンダNボックスで、トップ10のうち唯一プラスとなる前年同月比4.7%増(1万6992台)を達成して20か月連続での頂点につく。

軽の3強といえば、Nボックス、スペーシア、タントだが、7月はタントと入れ替わりでダイハツ・ムーヴが3位にランクイン。
軽の3強といえば、Nボックス、スペーシア、タントだが、7月はタントと入れ替わりでダイハツ・ムーヴが3位にランクイン。

続く第2位には、半導体不足による減産の影響で同17.7%減(1万983台)にとどまったスズキ・スペーシアが、前月と同順位で位置。

そして第3位には、キャンバス・モデルの伸びもあって同10.9%減(8979台)を記録したハイトワゴンのダイハツ・ムーヴが入り、トップ3常連でスーパーハイトワゴンのダイハツタントは、同39.8%減(7895台)と苦戦して第4位に陥落した。

1位:ホンダNボックス(1万6992台)
2位:スズキ・スペーシア(1万983台)
3位:ダイハツ・ムーヴ(8979台)
4位:ダイハツ・タント(7895台)
5位:ダイハツ・ミラ(5938台)
6位:スズキ・ハスラー(5635台)
7位:ダイハツ・タフト(5552台)
8位:スズキ・アルト(4267台)
9位:日産ルークス(3868台)
10位:ホンダNワゴン(3707台)

ニューモデルの動向を見ていこう。5月に一部改良を図ったダイハツ・タフトは、半導体不足の影響もあって同11.9%減(5552台)にとどまって第7位に位置。

また、昨年11月に全面改良したホンダNワンは、同6643.8%増(2158台)を達成して第14位に入る。

さらに、3月に特別仕様車のモデューロXバージョンZを発売するとともに、2022年3月での生産終了を発表したホンダS660は、同74.0%増(456台)。4月に一部改良を実施したダイハツ・コペンは同73.2%増(343台)を成し遂げた。

なお、登録車と軽自動車を合わせた7月の車名別ランキングのトップ5は、全モデルで唯一2万台オーバーの販売台数を記録したトヨタヤリスが2か月ぶりに首位を奪還し、前月トップのホンダNボックスは第2位にランクダウン。

そして、トヨタ・ルーミー、スズキ・スペーシア、トヨタ・カローラの順で後に続き、2か月連続で登録車がトップ5のうちの3モデルを占めた。

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