【パスタにカメラ、電車まで?】自動車デザイナーが手掛けた意外な作品 20選 名作・珍作も
公開 : 2021.08.10 18:25
ジョヴァンニ・ミケロッティ – レイランド・ナショナル
ジョヴァンニ・ミケロッティ(1921~1980)は、カーデザイン界の知られざる英雄の1人だ。アルファ・ロメオ、フェラーリ、ランチア、マセラティなどイタリアン・ブランドにとどまらず、英国の自動車史にも足跡を残している。
ミケロッティは1960年代から1970年代にかけて、ヘラルド、GT6、スピットファイア、ドロマイト、スタッグなど、複数のトライアンフ車を担当した。また、今は無きブリティッシュ・レイランド社のバス「レイランド・ナショナル」もデザインした。
フラビオ・マンツォーニ – クラシック・フュージョン・フェラーリGT
フラビオ・マンツォーニ(1965年生まれ)は、フェラーリ・デザインセンターのディレクターを務めている。イタリア人である彼は、フェラーリ・ラ・フェラーリ、488、モンツァSP1、ローマなど数十台のデザインに関わっている。
また、ランチア・テージス、セアト・タンゴ、2003年に発表されたフルヴィア・クーペ・コンセプトなども手がけている。
2011年、フェラーリとウブロがコラボし、複数の時計を制作した。マンツォーニは、「クラシック・フュージョン・フェラーリGT」のインスピレーションの源として、1959年のカリフォルニアのダッシュボードとGTC4ルッソのエアベントを挙げている。