ホンダ・シビック・タイプR、フェイスリフトか
公開 : 2012.06.01 13:22 更新 : 2017.06.01 00:55
このスクープ写真は、ニュルブルクリンクにあるホンダのテクニカル・センター近くで捕えたものだ。われわれのフォトグラファーは2台のテストカーの写真をとったが、2台とも、大きなリア・スポイラーを装着していた。
スタンダートなシビックは今年の初めから英国で販売されているが、これは次期ホット・バージョンの初期のシャシー・テストを行なっているモデルであり、ボディのマイナーなモディファイも行われているようだ。
昨年の東京モーターショーで、AUTOCARはシビックのホット・ハッチが2013年に登場するということを確認している。
「顧客はスポーティなモデルを求めています。すぐにはデリバリーすることはできないが、その開発と生産に向けて準備をしています。」と、ホンダ・ヨーロッパの西前学はコメントしている。
シビック・タイプRは、200bhpオーバーの高回転型のナチュラル・アスピレーション・エンジンを搭載し、シャシーやハンドリングもその特性にあわせてセッティングされている。唯一、前モデルと異なるのは、それが3ドアではなく5ドア・モデルに用意されることだ。
本田技術研究所のジェネラルマネージャー、木越由和は、新しいシビック・タイプRについて「特別なパンパー、ホイール、スポイラー、シート」を持つとし、「標準的なモデルよりも固いスプリングを中心とするハードコアなセッティング」がされているという。
無限は、昨年の無限CR-Zではそのチューニングを担当したが、今回のシビック・タイプRには関与していないというとこも明らかになった。
タイプRの復活は、この日本のメーカーがどれだけハイ・パフォーマンス・カーに力を入れているかということの指針となるだろう。また、他のモデルにもタイプRが登場することも予定されているようだが、現時点では不確かな情報である。