2014 F1グランプリ第3戦 バーレーン・グランプリ
公開 : 2014.04.07 09:20 更新 : 2017.06.01 02:13
終わってみれば、前戦マレーシア・グランプリに続きメルセデス勢の圧勝だった。オープニング・ラップで、ポール・ポジションのニコ・ロズベルグをかわしてトップに立ったルイス・ハミルトン。その後は、2台のメルセデスAMGが3位以下を大きく引き離し、結局マレーシアに続いての1-2フィニッシュを遂げた。
終盤の39周目にザウバーのエスティバン・グティエレスとロータスのパストール・マルドナードのクラッシュによってセーフティ・カーが導入され、その直後にはログベルグがハミルトンの前に出たが、再びハミルトンが抜き返してそのままチェッカード・フラッグを受けた。
3位には、序盤からペースを守ったフォース・インディアのセルジオ・ペレスが入った。フォース・インディアは5位にニコ・ヒュンケンベルグが入り、コンストラクターズ・ポイントでマクラーレンを抜いて2番手に浮上した。
レッドブル勢は、序盤の遅れを取り戻したものの、ダニエル・リカルドが4位、チャンピオンのセバスチャン・ベッテルが6番手というのがやっとという状態。7位、8位には前戦マレーシアに続き、ウイリアムズの2台、フェリッペ・マッサとバルテリ・ボッタスがこのポジションを得た。
フェラーリにとっては最悪の週末だった。フェルナンド・アロンソが9位、キミ・ライコネンが10位と入賞こそしたが、この順位でレースを終えなければならなかったからだ。
ケータハムの小林可夢偉は、15位完走。トップと同一周回でレースを終えるに留まった。
次戦は、再来週の中国グランプリだ。
第3戦 バーレーン・グランプリ結果
1 | ルイス・ハミルトン | メルセデスAMG |
2 | ニコ・ロズベルグ | メルセデスAMG |
3 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア メルセデス |
4 | ダニエル・リカルド | レッドブル・ルノー |
5 | ニコ・ヒュンケンベルグ | フォース・インディア メルセデス |
6 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー |
7 | フェリッペ・マッサ | ウイリアムズ・メルセデス |
8 | バルテリ・ボッタス | ウイリアムズ・メルセデス |
9 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ |
10 | キミ・ライコネン | フェラーリ |
ドライバーズ・ポイント
1 | ニコ・ロズベルグ | 61pt |
2 | ルイス・ハミルトン | 50pt |
3 | ニコ・ヒュンケンベルグ | 28pt |
4 | フェルナンド・アロンソ | 26pt |
5 | ジェンソン・バトン | 23pt |
6 | セバスチャン・ベッテル | 23pt |