ジャパン・クラシック・オートモビル

2014.04.06

text & photo:Shunichi Uchida (内田俊一)

 
名橋“日本橋”誕生411年、そして、現在の石造二連アーチ橋が架けられてから103年を祝うイベントが、このジャパン・クラシック・オートモビルだ。

当日は、日本銀行本店本館前庭に30台のクラシックカーを展示。その後、一部車両は日本橋へ移動し、橋の上での展示となった。

日本クラシックカークラブ(CCCJ)が車両監修をしたことで、古くから日本にあるモデルをはじめ、オリジナリティの高い素晴らしいコンディションのクラシックカーが参列。見学者たちの目を楽しませていた。

  • 日銀本店本館前に整然と並んだ戦前車たち。今回は16台と半数以上の戦前車が集まった。

  • ロールスロイス20/25クーペ。昨年のザ・コンクール・デレガンス・ジャパン2013にも出展された。

  • なんとフォードモデルAが3台も集まった。そのうちの2台は慶応大学と千葉工業大学が保有する。

  • ドラージュD1トルペードスポーツ。ボートテールを備えた素晴らしいデザインだ。

  • 最も古いベルリエV-G22。タイヤについているのは泥除けで、戦後すぐの日本では装着が義務付けられていた。

  • 前夜からの花散らしの雨が降ったにもかかわらず、桜は何とか持ちこたえて、展示車両を迎えてくれた。

  • イベントでは見かけることが少ないBMW501。石川県の日本自動車博物館がエントリーしたモデル。

  • 日本橋のたもとに佇む参加車両はメルセデスベンツ190Cだ。その向こうはキャデラックコンバーチブル。

  • リンカーンコンチネンタルコンバーチブル。4ドアでかつ、しっかりとした幌が備えられている。

  • 通称ベビーサンダーと呼ばれるのが、この初代フォードサンダーバードだ。

  • 日本橋の上に集結した参加者たち。途中から雨がぱらついたので、高速道路の下に雨宿りする形になった。

  • 日産セドリックは全部で2台参加。もう1台は1964年の東京オリンピック聖火リレー搬送車だった。

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