【説明できる?】高速道路「ロードプライシング」何のため? いいことだけではない事情

公開 : 2021.08.24 05:45  更新 : 2021.10.09 23:38

効果は? オリ・パラ後に拡大の可能性

今回の東京2020オリンピック・パラリンピックのロードプライシングは、この分では、大成功に終わるだろう。

そうなってくると、今後のロードプライシング利用の拡大が予想できる。

オリ・パラ後も利用拡大の可能性も
オリ・パラ後も利用拡大の可能性も    首都高速道路株式会社

大型連休やお盆、年末年始、休日など、渋滞が増えるタイミングで、交通料金を変更して、交通量を調整しようというわけだ。

ただし、ロードプライシングは、道路を管理する側には便利な方法かもしれないが、利用者側には、あまり嬉しいものではない。

割引で誘導されるのであればまだしも、通行料金の値上げはやめてしてほしいと思う人は多いはず。

また、「料金を少々多く払っても、道が空いている方がいい」という人もいるだろう。

何が正解かと言い切ることができないのがロードプライシングではないだろうか。

記事に関わった人々

  • 鈴木ケンイチ

    Kenichi Suzuki

    1966年生まれ。中学時代は自転車、学生時代はオートバイにのめり込み、アルバイトはバイク便。一般誌/音楽誌でライターになった後も、やはり乗り物好きの本性は変わらず、気づけば自動車関連の仕事が中心に。30代はサーキット走行にのめり込み、ワンメイクレースにも参戦。愛車はマツダ・ロードスター。今の趣味はロードバイクと楽器演奏(ベース)。

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