スプレンドーレ東京2014

2014.04.06

text & photo:Masami Takeda (武田公実)

 
今年も、スプレンドーレの季節がやってきた。今やこの種のイベントでは日本を代表する存在となった“スプレンドーレ”シリーズは、“伊香保おもちゃと人形自動車博物館”が主催するヒストリックカー・ラリー。3回目となるスプレンドーレ東京は、1975年までに生産された車両が対象で、会場のホテル日航成田には1930年型MG-Mタイプ・ミジェットを筆頭とする88台が集結。欧州車のみならずアメリカ車や日本車の姿も数多く見られたのは、このイベントの多様性を物語る。また表彰式では、涙の初優勝があり、大規模なイベントながら実にアットホームな雰囲気に終始していた。このあと6月14-15日には、フラッグシップ・イベントとなるスプレンドーレ伊香保が開催される。

  • スタートのホテル日航成田でスタートを待つ参加車。フィアット500は初期型ばかり2台が参加。

  • 散り始めの桜の木を背景に会場をあとにするラゴンダLG45。日本モーガン界の重鎮たちが3人でチームを組んでいた。

  • 日本自動車大学校のサーキットでは、通常のP.C.競技のほかにスピードを競うSSも実施。写真はバンディーニ1100S。

  • アルファ・ロメオ・ジュリエッタ・スプリントの坂部親子コンビ。小さな息子さんも一所懸命にナビを務めていた。

  • スプレンドーレ常連の斉藤/真田組は、気難しいはずのシンガー9ルマンを手慣れた様子で走らせる。

  • こちらもP.C.競技の要であるナビの努力が見えた1台。超希少車のマトラ・ボネ・ジェット5の三田村夫妻コンビ。

  • 今回、最も大きなクルマだったのがクライスラー・ニューポート・コンバーティブル。サーキットでも悠然と走っていた。

  • ランチ会場の茨城・神栖のアトンパレス・ホテルに続々と集まる参加車たち。荘厳な建物にメルセデスが似合う。

  • 行程をすべて終えホテル日航成田に続々と戻ってくる参加車両たち。先頭のスカイラインGT-Rの二人は、このあと……。

  • オースティン・ヒーレー100で参加の山崎/千葉組が初優勝。スピーチで感涙にむせぶ姿は感動を呼んだ。

  • スカイラインGT-Rで参加した岩岡/沼岡ペアは、第1回のこのイベントが初デート。この日サプライズのプロポーズが!

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事