【3.0L直6の4ドア・クーペ】次期アルピナB4 プロトタイプ発見 2022年発売か
公開 : 2021.08.27 18:05
次期アルピナB4のプロトタイプをカメラが捉えました。4シリーズ・グランクーペがベースとなるようです。
グランクーペがベースに
現行モデルのアルピナB4は、2ドアの4シリーズ・クーペをベースにしていたが、次期モデルは新型4シリーズ・グランクーペをベースにしているようだ。
欧州で新たに撮影されたスパイショットには、4ドアの4シリーズ・グランクーペをベースにしたプロトタイプが公道テストを行っている様子が写っている。
次期B4が4ドアになるという情報は、以前から人気フォーラム「Bimmerpost」で確認されている。この情報によると、新型アルピナB4は2022年3月に発売され、これと同時に4シリーズ・グランクーペに新たな4輪駆動の430ixが導入されるようだ。その後に2ドア・バージョンが登場する可能性もある。
パワートレインはB3と共通か
現行のB4と3シリーズベースのB3との関連性を考慮すると、新型車の素性についても大体の見当がつく。
B4はおそらく、最新のB3と同じ3.0L直列6気筒ツインターボを搭載し、最高出力468ps、最大トルク71kg-mを発生するだろう。そして、シフトチェンジを高速化した8速ATを介して4輪を駆動するはずだ。ディーゼルモデルのD4もすぐに登場する可能性が高い。
グランクーペと3シリーズはサイズと重量がほぼ同じであることから、パフォーマンスもほぼ同等になると思われ、0-100加速4.0秒以下、最高速度300km/hに達すると予想される。
また、快適性を重視したサスペンションチューンや、アダプティブ・ダンパーの採用により、アルピナ独自の動力性能を実現すると期待される。4輪駆動システムとリミテッド・スリップ・ディファレンシャルにも手が加えられ、エンジンのパワーアップに対応するだろう。
デザインとしては、繊細で上品なエクステリア、独自のカラースキーム、アルピナ特有の20本スポークのアロイホイールを採用することで、標準的なBMWと区別されるはずだ。
2022年3月の発売という情報が正しければ、2021年末までには公式発表が行われるものと思われる。価格については、約6万5000ポンド(約980万円)前後になると予想される。