【800ps以上のPHEVセダン】新型メルセデスAMG GT 73e 9月発表予定 300CEの精神的後継
公開 : 2021.08.30 18:05
圧倒的なパワーを誇るAMG GT 63のハイブリッド仕様がミュンヘン・モーターショーで公開されます。
フロントのティーザー画像公開
メルセデスAMGは、GT 63 4ドア・クーペの新たなプラグイン・ハイブリッド仕様の登場を予告した。9月開催のミュンヘン・モーターショーで披露する予定だ。
ショー開催直前の9月1日には、詳細が明らかにされるという。また、フロントエンドのティーザー画像がSNS上で公開されている。
新型「GT 73e」は、GT 63の4.0L V8ツインターボガソリンエンジンの改良版を搭載し、電気モーターを組み合わせることで、「大幅」なパフォーマンスの向上を実現するという。
以前、AMGの関係者がAUTOCARに語ったところによると、電気モーターだけで最大204psと37kg-mを発揮し、総出力は800ps以上になるとのこと。
GT 63 Sで648psと91kg-mを発生するエンジンは、今回の電動化により、AMGの4ドアモデルとしては「これまでに到達したことのないレベルのパワーとトルク」を達成すると言われている。
ポルシェ・パナメーラ・ターボS Eハイブリッドのライバルとなるモデルで、価格は15万ポンド(約2200万円)以上になると思われる。
また、AMGのデビューモデルであり、スーパーカー並みの性能を秘めた大型サルーンである300CEハンマーの精神的な後継モデルでもある。
「P3」と呼ばれるプラグイン・ハイブリッドシステムは、最新のメルセデス・ベンツSクラスやAMG SLの最上級グレードに搭載されるほか、AMG C 63 4マティックの後継モデルにも採用される予定だ。