ベントレー初のハイブリッド・モデル登場
公開 : 2014.04.10 21:20 更新 : 2017.06.01 02:13
ベントレーは北京モーターショーで、初めてのプラグイン・ハイブリッド・モデルであるハイブリッド・コンセプトを発表する。そのハイブリッド・コンセプトは、ミュルザンヌがベースだ。
そのドライブ・トレインの詳細は発表されていないが、これが2017年のデビューするSUVモデルのオプションとなることは容易に想像付く。ベントレーの発表によれば、512psを発揮するミュルザンヌの6.75ℓツインターボV8と比較すると、パワーは25%アップし、CO2排出量は70%も低減されるという。従って、そのパワーは640ps、CO2排出量は118g/kmになるという。また、このプラグイン・ハイブリッドは、電力だけで50kmの走行が可能だという。
ベントレーのウォルフガング・シュライバーは、「あと10年もすれば、このパワートレインがベントレーの90%を占めることになるだろう。」としている。彼によれば、すでにそのテクノロジーはベントレーのパワートレインの特徴を引き継ぐまでに達しているという。
ちなみに今回発表されるハイブリッド・コンセプトは、ミュルザンヌをベースに、ブロンズのアクセントがヘッドランプ、フロント・グリル、ブレーキ・キャリパーに配されている。また、インテリアのレザー・ステッチにも同色が使われている。