メルセデス・ベンツBクラス・エレクトリック・ドライブ生産開始
公開 : 2014.04.12 21:20 更新 : 2017.06.01 02:13
メルセデス・ベンツはラスタット工場でBクラスのエレクトリック・ドライブの生産が開始されたと発表した。
日産リーフやBMW i3に対向するモデルだが、メルセデスは専用ボディではなく第2世代のBクラスのボディをそのまま使用したのが特徴だ。その航続距離は200kmだ。
そのメインとなるバッテリーはテスラ・モーターズによって生産されるリチウム・イオン電池だ。メルセデスがテスラに10%の出資を2009年に行って以来、両メーカーは親密な関係を築いてきた。
スタイリングは、第2世代のBクラスとほとんど変わりないが、前後のパンパーといくつかのエクステリアが異なる。この前後バンパーをはじめとしたエレクトリック・ドライブに採用されたエクステリアは、今年後半に予定されているBクラスのフェイスリフトにも活かされるはずだ。
ボディ重量は1750kg。パワーは180ps、トルクは34.6kg-m。0-100km/h加速が7.9秒、最高速度は160km/hと発表されている。
当初は左ハンドルのみが生産されるが、関係筋によれば「英国が大事な市場であることは理解している。2015年には右ハンドル・モデルもリリースする計画だ。」とコメントしている。