【ライバルはRAV4】新型キア・スポーテージ 欧州仕様発表 ハイブリッド専用クロスオーバー
公開 : 2021.09.03 06:45
なぜEV仕様がないのか?
英AUTOCAR編集部は、プロダクト・マネージャーのスアン・ゴーにインタビューを行った。
――欧州仕様のスポーテージは、グローバルモデルとどのように違うのですか?
「このモデルはまさにわたし達の『ベビー』であり、キア・ヨーロッパはこのモデルに多大な労力を費やしてきました。プラットフォームを共有する他のモデルよりも妥協はありません。欧州のお客様の好みに合わせて変更する余地を与えられたんです」
――デザインを大きく変えることと、既存オーナーの期待を裏切らないようにすることのバランス取りは大変でしたか?
「難しいことですが、リサーチと直感を頼りにしました。わたし達は、この新鮮なデザイン哲学が新しいお客様を惹きつけつつ、既存のお客様を満足させることができると期待しています」
「デザインを進化させながらも、キアらしさを失わないようにバランスをとっています。非常にモダンで新鮮なデザインですが、Cピラーなどには先代スポーテージを彷彿とさせるものがあります」
――なぜEVがないのでしょうか?
「キアのプラットフォーム戦略では、EV6のようなEV専用のモデルを検討しています。今回のプラットフォームはスポーテージに最適なものでしたが、専用のプラットフォームを使えば、より優れたEVを実現できると確信しています」