日産ムラーノがニューヨークでデビュー
公開 : 2014.04.15 21:40 更新 : 2017.06.01 02:13
第3世代の日産ムラーノは、ニューヨーク・モーターショーでデビューする。レゾナンス・コンセプトの影響を大きく受けたこのモデルは、今年後半から北米市場で販売が予定されている。
日産はこの新しいムラーノのデザインについて、「コンセプト・モデルをそのままショールームにもってきたもの」とコメントしているぐらい、昨年のデトロイト・モーターショーで発表されたレゾナンスに採用されているVモーション・グリルとルーフ・ラインが採用されている。
新しいムラーノは、現行モデルよりも僅かに低く、広く、そして長い。グリル・シャッターと、リア・スポイラーなどによって、エアロダイナミクスは16%向上し、0.31というCd値を確保した。これはレクサスLFAと同じ数値である。
キャビンもレゾナンスから受け継がれたもので、高級な素材が多様される。心地よく魅力的なスペースを目指したもので、ソーシャル・ラウンジ・インテリアと呼ばれるもの。また、ダッシュボードのスイッチは60%も減られされ、インストルメントパネルは、ユーザー・フレンドリーな環境を造るために低く取り付けられる。また、NASAにインスピレーションを受けたというゼロ・グラビティ・シートは標準で装備される。このクラス最大の長さを持つモノルーフ・サンルーフはオプションだ。
エンジンは264ps、33.2kg-mの3.5ℓV6で、XトロニックCVTが組み合わせられる。ボディ重量が58kgほどダイエットされ、燃費はおよそ20%向上しているという。
この新型ムラーノは、ミシシッピのカントン工場で生産され、およそ100以上のマーケットにも輸出されるという。