text & photo:Kazuhide Ueno (上野和秀)
ニューイヤー・ミーティングでおなじみの日本クラシックカー協会(JCCA)はサーキットでのヒストリックカー・レースも長年にわたって開催しファンから親しまれている。2014年の開幕戦として富士スピードウェイを舞台にJCCA富士ジャンボリーが行われた。
参加するマシンの年式やチューニングにより、S65レース、P68/75レース、S68/75レース、Fレース、TS CUPに分けられる。このイベントの華といえるのが1969年までのスポーツプロトとスポーツカーが競うヒストリック・グランプリだ。今回は参加した全車をご紹介しよう。このほか日本車と輸入車のスポーツ走行枠では、数多くの参加を集めた。
次回は7月6日に筑波サーキットで「筑波ミーティングサマー」が開催される。
メインエベントといえるのがヒストリックGPだ。1969年までのレーシング・マシンによるバトルは必見だ。
ヒストリックGPクラス/#1 リスター・ジャガー
ヒストリックGPクラス/#7 リスター・シボレー
ヒストリックGPクラス/#9 ジネッタG12
ヒストリックGPクラス/#18 フォードGT40 Mk-1
ヒストリックGPクラス/#22 ロータス26R
ヒストリックGPクラス/#28 マクランサ
ヒストリックGPクラス/#35 ポルシェ910
ヒストリックGPクラス/#46 ロータス47GTタイプ
ヒストリックGPクラス/#48 シェブロンB16
ヒストリックGPクラス/#51 AC コブラ 289FIA
ヒストリックGPクラス/#66 ジネッタG4
ヒストリックGPクラス/#69 シボレー・コルベット
ヒストリックGPクラス/#91 ポルシェ904
ヒストリックGPクラス/#99 ロータス23B
ヒストリックGPクラス/#177 ロータス62
ノーマル車両によるP68/75レースは、年式により2クラスに分けられる。
1965年までのチューニング車両によるレースが、S65レースだ。
チューニングされた車両によるS68/75レースも、年式により2クラスに分けられる。
JCCAで人気の高いクラスが、フルチューニングが許されたFレースだ。様々なモデルのバトルが見もの。
往年のTSクラスのサニーとスターレットの闘いを再現するのがTS カップだ。数多くのエントリーを集めた。
輸入車によるスポーツ走行枠のオーバーシーランには、新旧様々のモデルが参加した。
日本車のヒストリック・モデルによるスポーツ走行枠のジャパンランは大盛況で、2枠が一杯になるほど。
ヘアピンを見下ろす斜面は、かつてのレースのようにのんびり観戦するギャラリーで賑わっていた。