【NA V10有終の美】ランボルギーニ・ウラカンSTOへ公道試乗 50kg以上ダイエット 前編
公開 : 2021.09.11 08:25 更新 : 2021.09.13 07:40
公道ではレーシングカーが紛れ込んだよう
やはり、STOでも公道での試乗は外せない。英国の劣悪な舗装状態の道路に対してどんな対応を見せてくれるのか、今回は確かめてみたいと思う。
公道で見るウラカンSTOは、正直、場違いにも感じてしまう。巨大なリアウイングと、ルーフ上部に備わるシュノーケルが勇ましい。エンジンは、リアウイング側に設けられたダクトから吸気しているため、シュノーケルの効果は定かではないけれど。
張り出したフロントのスプリッターは、路面ギリギリ。日常の交通に交わると、レーシングカーが紛れ込んだようにしか見えない。
ドット柄のグラフィックは好みが分かれそうだが、そのオプションを選択しなかったとしても、どこを走っても注目を集めるに違いない。アフターマーケット・パーツで着飾ることも不要だろう。
ルーバーが切らたエンジンカバーがリアに載り、車内からの後方視界は絶望的。とはいえ、ドライバーの前方視界は素晴らしい。
インテリアは、アルカンターラで仕立てられたステアリングホイールやダッシュボードと、カーボンが露出したドアパネルなどで構成され、レーシーな雰囲気を作っている。車内のドアノブは、ファブリック製のベルトだ。
インフォテインメント用モニターも備わり、アップル・カープレイにも対応する。現代的な運転環境も忘れてはいない。
この続きは後編にて。