【同じ金額ならRAV4】ヒュンダイ・サンタフェPHEVへ試乗 システムの磨き込みを期待

公開 : 2021.09.18 08:25  更新 : 2021.10.15 13:21

パワートレインの磨き込みは今ひとつ

こまめな充電を怠らなければ、日常的な移動ではほとんどガソリンを燃やさずに運転できる、PHEVのサンタフェ。豪華さを感じさせるインテリアを与えられ、快適なクルーザーとして乗ることはできるだろう。

デザインも個性的だし、車内空間は広々としている。一方でPHEVのパワートレインからは、さほど磨かれた印象は受けなかった。

ヒュンダイ・サンタフェ 1.6 T-GDi プラグイン・ハイブリッド 4WD プレミアム(英国仕様)
ヒュンダイ・サンタフェ 1.6 T-GDi プラグイン・ハイブリッド 4WD プレミアム(英国仕様)

もしこの金額をハイブリッドのSUVに用意できるなら、トヨタRAV4 PHEVを考えてみてはいかがだろう。さらに6000ポンド(90万円)ほど上乗せできるなら、上質なボルボXC60 T6 リチャージPHEVという選択肢も、英国では視野に入ってくる。

ヒュンダイ・サンタフェ 1.6 T-GDi プラグイン・ハイブリッド 4WD プレミアム(英国仕様)のスペック

英国価格:4万5600ポンド(684万円)
全長:4785mm
全幅:1900mm
全高:1685mm
最高速度:186km/h
0-100km/h加速:8.8秒
燃費:61.5km/L
CO2排出量:37g/km
車両重量:2005kg
パワートレイン:直列4気筒1598ccターボチャージャー+電気モーター
使用燃料:ガソリン
バッテリー:9.8kWh
最高出力:265ps/5500rpm(システム総合)
最大トルク:35.6kg-m(システム総合)
ギアボックス:6速オートマティック

記事に関わった人々

  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    中嶋健治

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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