【エンジンはトヨタ由来】ラドフォード・タイプ62-2 英国デビュー クラシックな新型スポーツカー
公開 : 2021.09.09 18:05
レースカー風のデザイン
ラドフォードの共同創業者であるジェンソン・バトンは、次のように述べている。
「高級感と快適性、そして運転のしやすさを同時に実現するクルマを作るのは大変な挑戦ですが、現代のラドフォード最初のモデルはそれを実現しました。タイプ62-2はドライバーズカーです。デザインを見ると、まるで70年代のル・マンカーのようですね」
「ステアリングホイールの後ろに座り、湾曲したウィンドスクリーンを覗くと、フロントフェンダーが見えます。これは現在の市販車では経験できないことです」
「重心が低いため、車体がロールすることはありません。シャシーは、美しく仕上げられたレーシングカーの特徴を公道でも発揮でき、ドライバーに最高の自信を与え、あらゆる旅を最大限に楽しませてくれます」
ラドフォードは、タイプ62-2が日常的に使用できるクルマであるとしている。また、従来のサイドミラーの代わりにカメラを採用するなど、最新のテクノロジーも搭載している。
インテリアは未公開だが、2人分のラゲッジスペースが確保されているほか、6.0インチのデジタルメーターが採用されているとのこと。また、Wi-Fi接続、LEDライト、カスタマイズ可能なデジタルスイッチ、Bluetooth、5スピーカーサウンドシステムが装備されている。
価格は公表されていないが、2021年後半から62台を限定生産する予定だ。納車は2022年初頭に開始する見込み。同社によれば、デザインやエンジニアリングなど、開発の全段階を顧客が監督するという。