ルノー、プレミアム・ブランド “イニシアル・パリ” を計画中
公開 : 2012.06.05 13:53 更新 : 2017.06.01 00:55
ルノーは新しいプレミアム・ブランドを作ることを検討している。仮にそれを”イニシアル・パリ”としよう。
この計画が順調に進むならば、ルノーは、低価格ブランドであるタキア、主力ブランドであるルノー、高級ブランドのイニシアル・パリ、そしてプレミアム・スポーツカー・ブランドのアルピーヌを持つことになると、フランスの経済新聞、レ・ゼコーは報道している。
シトロエンがDSブランドで成功したのと同様の手法で、ルノーが主に中国市場で高級なブランド・イメージを確率するのに大きく寄与することになろう。
COOのカルロス・タバレスがその新しい計画の決定は今年の終わり頃になされるだろう、と語ったと伝えられている。
イニシアルの名前は、1995年の発表された写真のコンセプトカーに初めて使われている。
今年の初め、ルノーのプレミアム・カーがメルセデスEクラスのプラットフォームの上にルノー・デザインのボディとインテリアをもって発表されるだろうと、タバレスは語っていた。そのモデルは縦置きのエンジンを必要とするが、同じグループのインフィニティが既に縦置きのエンジンを利用している。従って、ルノーはEクラスの新しいモジュール・アーキテクチャーを使用するプラットフォームのみを使用することになろう。
この新しいプラットフォームをベースとした最初のモデルは2013年のCクラスで、イニシアル・パリは2015年の前半の登場となるだろう。
メルセデスとルノーはこの他にも幾つかのコレボレーションを進行中だ。AクラスとBクラスで使われている1.5リッター・ディーゼルは、スロベニアのルノー工場で生産されるトゥインゴと、スマート・フォーフォーに用いられるという計画があるのだ。