【コンバチには手を出すな?】乗らなくてもいいコンバーチブル 16選 オープン=かっこいいは誤り

公開 : 2021.09.23 06:05  更新 : 2021.09.23 07:48

フォルクスワーゲン・イオス

フォルクスワーゲンは、イオスの外観と雰囲気を単なるゴルフのドロップトップではなく、さらに一歩進んだものにするために努力を惜しまなかった。名前や折りたたみ式のメタルルーフなど、すべてがBMW 3シリーズに匹敵する上品なオープンカーであることを物語っていた。

しかし、エンジンやスイッチ、時計、インフォテインメントなど、中身は他のフォルクスワーゲン車とほとんど変わらない。それ自体は悪いことではないが、価格を正当化するのが難しい。ビートルやゴルフのカブリオレ仕様とイオス、どちらを買うか選択を迫られたユーザーは、より馴染みのあるモデルに軍配を上げた。

フォルクスワーゲン・イオス
フォルクスワーゲン・イオス

イオスは兄弟車よりも後席のスペースが広く、金属製の重いルーフを折りたたんでも収納スペースは確保されていた。だが、そのルーフはシールが破損して水が入ってくるという厄介な癖があったのだ。

ジマー・ゴールデン・スピリット

ジマーを購入する人は、他人にどう思われようと気にしない。結局のところ、レトロスタイルの巨大な「キッチュ」を移動手段として選ぶには、時折指をさされても動じない性格が必要なのだ。むしろ、それこそがジマー・ゴールデン・スピリットを所有する意義なのかもしれない。

ポール・ジマーとアート・ジマーが製作したこのクルマは、フォードマスタングのシャシーをベースにしたネオクラシカルな高級車であった。突飛な長さの2ドア・コンバーチブルは、米国の日差しの強い州で驚きのヒットを飛ばし、他のストレッチリムジンを圧倒した。

ジマー・ゴールデン・スピリット
ジマー・ゴールデン・スピリット

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