ラ フェラーリXXをニュルブルクリンクでテスト
公開 : 2014.04.19 21:50 更新 : 2021.03.05 18:51
ラ フェラーリのハードコア・バージョンでサーキットにフォーカスを絞ったモデル、ラ フェラーリXXのテスト風景をニュルブルクリンク・サーキットでキャッチした。このラ フェラーリXXは、主に重量の軽減とエアロダイナミクス面でのアップグレードがされたモデルである。
関係筋によれば、そのハイブリッド・パワー・ユニットのパワーは、現行の963ps以上に上げることは難しいという。従って、そのパワーはスタンダートなラ フェラーリとほぼ同じだという。
この初期のテスト・モデルは、サイド・ウインドーがパースペックス製となり、ボディはカーボンの状態でペイントされていない。
大きな新しいデザインのリア・スポイラーがエアロ・ダイナミクス効果を高める他、ピレリ・タイヤが履かされている。
われわれのスクープ班がキャッチしたところによれば、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェのタイムは、市販車最速レベルとも言える6分35秒を切るようだ。
このラ フェラーリXXの計画は、スポーティング・アクティビティ部門のボス、アントネッラ・コレッタによって確かめられたこと。オーストラリアのプレスには、ラ フェラーリXXは来年の1月、あるいは2月にはアナウンスできることを望んでいるとコメントしている。
ラ フェラーリXXは、エンツォがベースのXX、そして599XXに続く第3のXXだ。フェラーリのエンジニアは、サーキットに焦点を絞ったこのモデルのハンドリングを徹底的にリチューンしているという。コレッタのよればサスペンション・システム、エアロダイナミクス、そして電子制御システムなどにわたるという。また、スリック・タイヤが履かされる。
コレッタは、パラメータ全体をアップグレードする仕事について「非常にハードな仕事だが、チャレンジングな仕事でもある。」と語っている。