メルセデス・ベンツSLS AMG GT登場
公開 : 2012.06.05 19:06 更新 : 2017.06.01 00:55
バージョンアップしたメルセデス・ベンツSLS AMGが、今年11月に英国でクーペとロードスターが発売されることとなった。
SLS AMG GTと呼ばれるこのモデルは、最高出力が20bhpアップされた583bhp/6800rpmのパワーを持つエンジンを搭載する。トルクは変わらず66.2kg-m/4750rpmだ。
改良された7速デュアル・クラッチ・ギアボックスとの組み合わせで、0-100km/h加速が0.1秒短縮され3.7秒というスペックを持つ。また、最高速も317km/h、0-200km/h加速が11.2秒となる。
また、サスペンションもチューニングされる。このサスペンションは、よりダイナミックなフィーリングを得るために固くよりアグレッシブなスプリングとダンパー・セッティングがされたという。従来のAMGは3モードだったが、SLS AMG GTは、スポーツとスポーツ・プラスの2モードのAMGドライブ・コントロール・システムとなる。
現行のSLS AMGよりも固く安定したダンピング性能が確保されているという。また、タイヤは、フロントが265/35R19、リアが295/30R20サイズとなる。また、マッドブラックにペイントされた新しいデザインの10スポーク・ホイールがこれに組み合わされる。
エクステリアでは、マッドブラックにペイントされたグリルと、暗くされたヘッドランプとテールランプレンズ、レッドにペイントされたブレーキキャリパーとボンネット・リッドに取り付けられたGTバッジなどがスタンダード・モデルと異なる。
インテリアでは、アルカンタラのリムを持ち12時のいちに赤いマーカーが付けられたフラット・ボトム・ステアリング、ブラックのダイヤル、そしてつや消しのブラック仕上げとなったダッシュボードなどが違いだ。