【絶対にやめて!】運転中の「危険」行為 20選 事故や違反につながるヒューマンエラー
公開 : 2021.09.26 06:05
膝で運転する
長時間のドライブで腕が疲れたときには、膝を使って運転したくなるものだが、これはクルマを壁にぶつける格好の手段となる。
両手でハンドルを握らなくても、それなりにまっすぐ進むことはできるが、膝を使ってハンドルを操作していると、他車や野生動物などを避けるのが非常に難しくなる。信じられないという方は、膝を使って縦列駐車をしてみてほしい。
車載システムを見る
カーナビを含め、ほぼすべての新車に搭載されているインフォテインメント・システムは、特にその仕組みをよく知らない場合、スマートフォンよりもはるかに気が散ってしまう。
最近のシステムには驚くほど多くの機能が搭載されており、各機能がいくつものメニューに分かれていることもある。探している機能がすぐに見つからない場合は、何kmも画面を見続けるのではなく、一度クルマを停めよう。
車間距離が近すぎる
前方のクルマに近づけば近づくほど、急にスピードを落とされたときにブレーキが間に合わなくなる。これは物理学の基本だ。
最低でも2秒分は前のクルマとの間隔を空けて、ブレーキを踏んだりハンドルを切ったりする時間を確保しよう。
脇見運転
メールをチャックしたり、メッセージを送信したりするために道路から目を離す行為は、最も事故に遭いやすい方法の1つだ。
目を離している間も、周りの世界は一時停止しない。それなのに、AAA(米国自動車協会)が2018年に調査したところ、ドライバーの41.3%が運転中に携帯電話でメッセージを読んだことがあり、32.1%がメッセージを入力したと答えている。
運転中に携帯電話で話すことはさらに多い。道路を見ながら話すことはできても、片手が運転に疎かになる可能性が高いので、通話の方がテキストよりも安全だという議論は成り立たない。携帯電話はセンターコンソールなど目につかないところに置いて、移動中は忘れていた方が安全だろう。
リコールを無視する
自動車メーカーのリコールは無料なので、無視するメリットはない。リコールは、トランスミッションの不具合など機械的な問題を原因とするものもあるが、ドアが不意に開いたり、火災の危険性があったり、エアバッグが展開したときに破片が飛び散る可能性があったりと、安全上の問題から出されることも少なくない。
一般的に、リコールの通知は自動車メーカーから郵送されてくるが、わからない場合はディーラーに問い合わせるか、インターネットで確認しよう。