【絶対にやめて!】運転中の「危険」行為 20選 事故や違反につながるヒューマンエラー
公開 : 2021.09.26 06:05
ペットを車内に放す
車内で犬などの動物を適切に拘束・保護していないと、危険な状態に陥る可能性がある。また、不注意な運転として罰金を科せられることもある。
飼い犬を膝に乗せて運転するドライバーもいるかもしれないが、日本では過去に道路交通法違反で現行犯逮捕されたケースがある。また、窓から動物が顔を出す行為も違反となる可能性が高い。
そもそも、そのような状態で事故に遭った場合、最も危険な状態に陥るのは動物である。
運転中の食事
遅かれ早かれ、将来的には自動運転車が主流になり、高速道路を走行しながらおにぎりを食べることができるようになるだろう。十分な広さがあれば、車内でおにぎりを握ることもできるかもしれない。
しかし、NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)によると、運転中に食事をすると事故の確率が80%増加するそうだ。お腹が空いたら、どこか安全な場所で停車するようにしよう。
なお、運転しながら食事をすること自体は違反には当たらない。ただし、確実かつ安全な運転操作ができないと判断された場合、違反となる可能性がある。
メンテナンス不足
定期的にメンテナンスすることで、クルマの信頼性を維持し、長い目で見ればお金の節約にもなる。また、自分自身や同乗者、他のドライバーの安全を守ることにもつながる。
冷却水の漏れを放置すれば、エンジンがオーバーヒートして焼き付き、修理に多額の費用がかかる。また、ブレーキを適切に整備しないと、遅かれ早かれブレーキが効かなくなり、止まれずに他車に衝突することになる。サスペンションパーツやタイヤも、消耗してきたらすぐに交換しよう。
異常気象時の運転
雪の中や土砂降りの雨の中での運転はできる限り避けよう。もちろん、家にいられない場合もあるが、急ぎの用事でなければ、降り積もった雪の中を走り抜けるよりも、天候が回復するまで待ったほうがいいだろう。
速度が速すぎる
英国運輸省によると、英国内で最も多い交通違反はスピード違反で、死亡事故の33%にスピードが影響しているとのこと。
標識で表示されている制限速度を超えれば、ほんの少しは時間を節約できるが、イメージするほど変わらない。
例えば、80km/hの速度で走行した場合、50km移動するのにかかる時間は約37分。100km/hで走行すると約30分かかるので、7分ほど短くなる。
速度が遅すぎる
制限速度を大幅に下回る運転は、スピードの出し過ぎと同じくらい危険な行為だ。そのため、最低速度を示す標識もよく見られる。安全の専門家は、低速運転は交通の混乱を招き、事故のリスクを高めると警告している。また、低速で走るクルマを避けるため、他のドライバーに負担を強いることになる。
AUTOCARはクラシックカーを愛しているが、制限速度に達したり維持したりすることが難しいのは身を持って知っている。一番のアドバイスは、混雑したエリアを通過するときは事前に計画を立て、高速道路を避けることだ。