5ドアのファストバックに

アキュラは、新型インテグラのティーザー画像を公開した。インテグラは、クーペの生産終了から16年の時を経て5ドアファストバックとして復活する。「コンパクト・プレミアム」として2022年に発売予定だ。

インテグラは、1986年から2006年まで4世代にわたって生産されたスポーツクーペの名称。2022年の復活は、ホンダの米国市場向け高級車ブランドであるアキュラが、NSXタイプSの発表時に明らかにした。

アキュラは、復活したインテグラが「新たなコンパクト・プレミアム・エントラントとして、パフォーマンス・ブランドの製品ポートフォリオに再び加わる」と述べている。8月に公開された最初のティーザー画像は、ヘッドライトの下に「Integra」と書かれたフロントエンドの一部だった。続いて、リアの画像が公開され、5ドアのファストバックであることが確認された。

ベースはシビックの可能性

アキュラのブランド責任者であるジョン・イケダは、新型インテグラが「オリジナルと同じ運転を楽しむ精神とDNAを持つ」と述べている。

北米以外の市場に投入されるかどうか、「タイプR」や「タイプS」といったパフォーマンスモデルが生産されるかどうかなど、詳細は明らかにされていない。

新型インテグラは、オハイオ州メアリーズビルにあるホンダ工場で生産される可能性がある。ハイブリッド・スーパーカーのNSXは、タイプSの350台を最後に、同工場での生産を終了する。

また、新型はシビックをベースに開発される可能性がある。ホンダ・インテグラは、1985年にクイントに代わって、シビックをベースにしたスポーツクーペとして発売された。

4代目インテグラは、米国ではアキュラRSXという名で販売されていたが、2006年に生産を終了した。

画像　新型インテグラ、ベースはシビック？【新型シビックやオリジナルのインテグラを写真で見る】　全78枚