【5インチを選ぶワケ】ケンウッド 5型ポータブルナビ「ココデスEZ-550」を検証
公開 : 2021.10.03 12:15 更新 : 2023.11.24 14:31
ナビ機能/安全/エンタメについて
「ここです案内」は、ルート上のガイドポイント手前で割込み表示されるもので、交差点/分岐点までの距離を大きなサイズの文字・カウントダウンメーターで知らせ、進むべき方向を特大の矢印で教えてくれる。
約300m手前から約100m手前まではブルーで、約100m手前から先はオレンジにカラーが変化する。
視認性に優れたグラフィックと色遣いも画面の小ささというハンデを補ってくれる。案内音声をしっかり聞いていれば画面に一瞬視線を移すだけで案内ポイントを逃すこともない。
そして高速道路のジャンクションや都市高速の入口ではイラストを用いたガイド図を展開。初めての場所でも情報を読み取りやすく安心だ。
さらに高速道路のサービスエリア/パーキングエリアで休憩後に再び走り出す場合には「逆走注意告知」で注意喚起を行い、ソーン30の区域を地図上で確認できる「ゾーン30エリア表示」なども搭載。安全・安心を高める機能が充実しているのは嬉しい。
ポータブル型というと自車位置表示精度が低いと思っている人もいるだろうが、ココデスは3軸ジャイロと3軸加速度センサーを搭載した3Dセンサーに、GPS・みちびき・グロナスの3つの衛星電波受信を組み合わせるという完璧な布陣で、AV一体型ナビに迫るトップクラスの高精度を実現。ビル街/山岳路などでも正確な自車位置を示してくれる。
エンタメ機能ではワンセグチューナーを搭載し、背面のロッドアンテナを伸ばしてテレビ視聴が可能。側面には、マイクロSDカードスロットを装備しており、映像(MP4ファイル)や音楽(MP3ファイル)、写真(JPEGファイル)を車内で楽しめ、5型とはいえ機能充実の1台となっている。