【ついに来た!】ホンダ・シビック・タイプR ニュルで走行テスト準備中 公式ティーザー画像公開
公開 : 2021.10.04 19:25
新型シビック・タイプRの公式画像が公開されました。ニュルブルクリンクでのテストに向け準備を進めています。
新型シビックの大本命
ホンダは、新型シビック・タイプRの開発を初めて公式に認め、2022年に発売することを明らかにした。
タイプRは「ニュルブルクリンクでのテストの準備ができている」と言われており、公式のプレビュー画像も公開されている。正確な発売日は未定だが、ほぼ生産可能な状態であることを考えると、2022年の初めには正式な発表があると予想される。
ホンダの公式イメージでは、先代モデルと同様、アグレッシブなスタイルとなっていることが確認できる。ロー&ワイドなスタンス、セダンスタイルのトランクリッド、大きなリアウィングなど、全体的なボディ形状はおなじみのものだが、特徴的な3本出しエグゾーストパイプと赤いブレーキキャリパーがそのパフォーマンスの高さを示唆している。
以前撮影されたスパイショットをよく見てみると、スポイラーの取り付け部分が新たに盛り上がっていることがわかる。また、トランクリッドに取り付けられた小型のリップスポイラーは、リアウィンドウを分割するような形ではなくなっている。
インテリアでは、ステアリングホイールとダッシュボードのデザインが異なっているように見える。また、ダッシュボードにはタッチスクリーンが搭載されているが、この初期のプロトタイプから結論を導き出すことは困難だ。
ハイブリッド4WDの可能性も?
ホンダは電動化計画を加速させ、2022年までに欧州で販売するモデルを電動化することを目標としているが、その対象は「主流」のモデルのみで、エンスージアスト向けのシビック・タイプRは除外されると考えられる。
そのため、現行モデルの2.0L 4気筒ターボエンジンを改良して搭載する可能性がある。このエンジンは320psで前輪を駆動し、0-100km/h加速は5.8秒、最高速度は270km/hに達するだろう。
しかし、3.5L V6ツインターボと3基の電気モーターを組み合わせたスーパーカー、NSXとコンセプトを同じくするハイブリッド・パワートレインを採用する可能性も示唆されている。4輪駆動になるかどうかは不明だが、このアプローチで電動化を実現するのもありえない話ではないだろう。
こうした変化は、飛躍的なパフォーマンスの向上をもたらすだろう。というのも、エンジニアは以前、現行モデルが前輪だけでパワーを発揮するという点で現実的な限界に近いことを示唆していたからだ。