text & photo:Shunichi Uchida (内田俊一) photo:Chizuko Uchida(内田千鶴子)
25回目を迎える老舗クラシックカーイベント、マロニエランin日光が開催された。
このイベントが四半世紀も続けられて来た秘訣は、基本的な開催スタイルやコースを変更しない“変わらない魅力”があったからだろう。
その魅力が、エントラントからは“安心感”につながり、ほぼ変わらぬ顔ぶれが毎年参加している。特に皆勤賞が4組もいることは、他のイベントでは聞いたことがない。それだけこのイベントが皆から愛されている証拠だ。
エントリーは今年も40台ほどで、初日は日光霧降アイスアリーナ駐車場でジムカーナを行った後、いくつかの競技をこなしながら、日光いろは坂を越えて中禅寺金谷ホテルにゴール。翌日はホテル駐車場にてコンクールデレガンスが開催された。
ジムカーナにトライする、アバルト750GTザガート。排気量等の係数をかけた結果、優勝を飾った。
ショーファー付きで長く乗られていたメルセデス・ベンツ190Cがジムカーナに挑戦。ハンドル操作が忙しそう。
ジムカーナを完走し、ゴールするモーガン4/4。翌日のコンクールデレガンスで受賞した。
ジムカーナ終了後は、マロニエランへスタート。快調に出発するモーリス・ミニ・カントリーマン。
峠道を大笹牧場へ快調に駆け上がるMGB。今回はMG-B GTも参加し、オープンとクローズドの揃い踏みとなった。
ジャガーEタイプ。以前少しエンジンの調子を崩していたが、今回は絶好調での参加となった。
素晴らしいシチュエーションとマセラティ・ギブリ・スパイダー。これ以上何を望もうというのか。
ランチア・アッピア・ザガートGTEのオーナーと前出のマセラティ・オーナーは、皆勤賞参加者だ。
素晴らしいコンディションのボルボPV544は、オランダで長年暮らしていた個体だという。
白いボディが映えるディーノ246GTS。オーナー曰くもう20年は所有している由。
1日目の工程を終えて中禅寺金谷ホテルにゴールするMG-B。お疲れさまでした。
25回連続で参加したエントラントたちと主催者。アットホームで心が和む素晴らしいマロニエワールドだ。