【詳細データテスト】ルノー・メガーヌ 斬新で優秀な動力系 室内装備は改善 次期モデル期待

公開 : 2021.10.09 21:25  更新 : 2021.10.19 12:02

購入と維持 ★★★★★★★★☆☆

現行メガーヌの購入では、ある程度の妥協を強いられてきた。発売された2016年にはそれが事実だったし、今ならなおさらそうだ。

全般的にみて、車両価格はそれに影響している。少なくとも、競合するプラグインハイブリッドと比較すれば。ルノーは最近、メガーヌのガソリン車とディーゼル車をラインナップから外し、PHEV1本に絞った。

1年後の残価予想は、ライバルたちより低い。しかし、3~4年後にはその差がほとんどなくなる。
1年後の残価予想は、ライバルたちより低い。しかし、3~4年後にはその差がほとんどなくなる。

バッテリーと電気モーターのコストがかかるから、単にファミリーカーとしてのハッチバックを探していて、プラグインハイブリッドが必要ないなら、メガーヌはただ高価なモデルということになる。トヨタカローラのハイブリッドと比べても、価格の差は小さくない。

しかし、フォルクスワーゲン・ゴルフセアトレオンのプラグインハイブリッドに比べれば、同程度の装備内容ならメガーヌのほうが数千ポンドほど安い。ただし、装備がより充実したキアなら、同じくらいの価格で手に入る。

メガーヌの車両保証は5年・16万kmだが、バッテリーは8年保証。燃費については、プラグインハイブリッドの数字はわかりにくい。EVモードでの走行距離に左右されるからだ。43kmのEV航続距離は燃費を最大化するが、バッテリーが尽きてしまった場合は、レンジエクステンダー的な巡航時の燃費が18km/L程度となる。

ちなみに、急速充電には対応していない。ゼロからのフル充電は、ほぼ3時間かかる。

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