オペル/ヴォクゾール・アストラ4ドア・サルーン

公開 : 2012.06.06 18:51  更新 : 2017.06.01 00:55

オペル/ヴォクゾールは、新しいアストラ・サルーンを公表した。

この4ドア・サルーンは、ドイツ、スペインを含む西ヨーロッパで販売される予定だ。御存知の通り、イギリス、東ヨーロッパ、ロシア、トルコではノッチバックの人気がないからである。

アストラ・サルーンには4つのガソリン・エンジンと3つのディーゼル・エンジンが提供される予定だ。

最も強力なのは177bhpの1.6リッター・ターボ・ガソリンで、反対に最も質素なのは99g/kmのCO2排出量と27km/lの燃費をマークする1.3リッターのディーゼルである。

ターボ付きの1.6リッター4気筒エンジン搭載モデルが、新しいアストラ・サルーンとしては最初にリリースされる。その時期は2013年前半となる。

ビュイック・ヴェラノの兄弟車ともなるこのアストラ・サルーンは、全長4656mm、全幅1814mm、全高1476mm。標準的なアストラ5ドアよりも239mm長い。4ドア、5ドアとも同じ2685mmのホイールベースとなっているが、長くなった分は荷室容量に振り分けられ、90リッターほど5ドアに比べて大きな容量を誇る。通常で460リッターだが、60:40のスプリット・リア・シートを倒すことによって1010リッターにまで拡大される。

視覚的には後ろのドアから前は4ドアも5ドアも同じだ。ただし、リア・スポイラーに統合された”インナー・ウイング”がオペル独特のリア・スタイルをもたらす。

この新型は8月のモスクワ・モーターショーで一般デビューを果たす。

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