マロニエ オート ストーリー 春

2014.04.27

text & photo:Shunichi Uchida (内田俊一) photo:Chizuko Uchida(内田千鶴子)

 
毎年ゴールデンウイーク前に開催されている、マロニエ オート ストーリー 春 が今年も快晴の中行われた。

近年多くのクラシックカーのロードイベントは、タイムラリーなどの競技に重きを置く傾向にあるが、このイベントの大きな特徴はそういった競技が一切ないことだ。午前中、主催者が用意した素晴らしいコースを80キロほどツーリングし、お昼からはバーベキューでお肉をたくさん食べて解散となる。

つまり、この“緩さ”が、魅力となり、今年は80台ほどがエントリー。中には自動車メーカーやインポーター、サプライヤーの重要なポストにおられる(た)方々や、パリダカールラリーなどに出場したレジェンドなども参加し、クルマ趣味を通じて出来た友人たちと、素敵な1日を過ごしていた。

  • 岐阜から自走で参加したポルシェ911T。少し調子を崩したこともあったが、名工の手によって無事復活。

  • 後ろヒンジ・ドアのフィアット500がスタート。これから80キロほどのツーリングに向かう。

  • 某自動車メーカーの元トップもご自身のラゴンダ・レイピアで参加。一番乗りでのエントリーだったとか。

  • ルネ・ボネ・ミシルが、コーナーへ侵入。ナンバーさえ見なければ、まるでヨーロッパの田舎道のようだ。

  • 毎年参加しているガレーヂ伊太利屋は、フィアット500フランシス・ロンバルディで出場。

  • 徹底的にレストアされたジャガーMk2。快適なツーリングを楽しんでいた。

  • アルファ・ロメオ・ジュリア・スパイダー。姿が見える前から、素晴らしいエグゾーストノートが響き渡る。

  • 珍しいマスタングIIギア。現オーナーのお父上が同型車に乗っていたことから、近年入手した由。

  • 自動車ジャーナリストの川上完氏も愛車ブリストル406で参加。仲間を乗せて、ドライブを楽しんだようだ。

  • きれいなフィアット850クーペ。間もなくゴール。そこでは美味しく楽しいバーベキューが待っている。

  • こちらもきれいなアルファ・ロメオ・ジュリア1300Ti。奥様とお嬢さんとの参加。

  • 愛車を隣に仲間たちと、美味しい鹿沼牛でバーベキューを楽しむ。これが楽しみで参加している人もいる。

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