text & photo:Yasuhiro Ohto (大音安弘)
オールド・ミニの日本最大級イベントのひとつである「ジャパンミニデイ」が、今年も筑波サーキットを舞台に開催された。
22回目となる今回は、ミニ1000のレース仕様車両のみがエントリーできる「MOTUL 998 Challenge」や100分間に及ぶ耐久レースである「MINI100マイル耐久レース」、そして往年の葉巻型のF3やフォーミュラ・フォードが参加する「フォーミュラ ヒストリック」などのレースが用意された。そして、初の試みとしてロータス・エリーゼによるクラブマンレース「ロータス111カップ」も数多くのエントリーを集めて行われた。
様々なカラーリングが施されたミニ達が駆け抜ける様子は、とても愛らしくもあり、時にコーナーで激しいバトルを展開し観客を楽しませた。春の心地よい気候の下、思い思いにミニとの1日を満喫できたイベントであった。
MOTUL 998 Challengeのコースイン。ミニ1000ベースでノンチューニングが条件のカテゴリーだ。
イコール・コンデションで競われる 998 Challenge。各コーナーで熱いバトルが繰り広がられた。
様々な改造が許されるスプリントには、珍しいモークベースの車両も登場。観客からの注目を集めた。
気軽にサーキット走行が楽しめるスポーツ走行も開催。珍しいミニピックアップも走行を楽しむ。
イベントのフィナーレを飾ったMINI100マイル耐久レース。様々な仕様のレースカーが参戦した。
MINI100マイル耐久レースで見事に優勝を飾ったキッズカンパニーRTミニ。
葉巻型のフォーミュラがコースを駆け抜ける姿は、まるで時代がタイムスリップしたかのようだ。
ロータス111カップでは、フェイズ1から2-11までの様々なエリーゼが激しいバトルを展開。
クラブブースには、色々なミニたちが並ぶ。こちらはミニベースで有名な多目的車ミニ モーク。
クラブブースではフリーマーケットも開催。子供たちが、店番をしながら仲良く遊ぶ姿が微笑ましい。
カントリーマンなどのエステートといった珍しいモデルが集結するのも、このイベントの魅力。
様々なグッズやパーツが並んだオートジャンブル。シートやホイールなどの貴重品も入手できた。