【万能スポーツカー?】冬でも乗りたいクーペ・カブリオレ 20選 いいとこ取りのオープンエア
公開 : 2021.10.31 06:05
三菱コルトCZC
日産が作れば三菱も作る。三菱はピニンファリーナにコルトCZCのデザインと開発を依頼したが、イタリアンデザインのスタイリッシュなクルマとして記憶している人は少ないだろう。ターボモデルのコルトCZTと同じ149psのエンジンを搭載したCZCも存在するが、速さは感じるもののルーフの重さがパフォーマンスを鈍らせている。
しかし、ルーフが大きいということは、ルーフを上げたときのトランクも大きいということであり、従来のキャンバスルーフのドロップトップよりも実用的なクルマとなっている。
ルノー・メガーヌCC
ちょっと下品な話、満員の大通りでクーペ・カブリオレのルーフを降ろすのは、交配の儀式に例えられる。ドライバーは髪を後ろに流し、レイバンのウェイファーラーをかけてシートに座り、クジャクのようにルーフを下げていく。少年少女たちも感動することだろう。
プジョー308 CC
記事がプジョーばかりにならないよう、ラリーで活躍した307 CCはあえて省き、308 CCに焦点を当てる。10年ほど前には、欧州のクーペ・カブリオレ市場の4分の1をプジョーが占めていたこともあり、現地では中古車の選択肢には困らない。信頼性の低さは気になるところだが、エンジンは効率的で、全体の完成度も驚くほど良い。
ダイハツ・コペン
小さくて可愛げのあるクーペ・カブリオレを手に入れたいと思ったことはないだろうか?ダイハツ・コペン(車名は「コンパクト」と「オープン」の語呂合わせ)は、名車と呼ぶにふさわしいクルマだ。走るに安く、見た目も良い、運転するのがとても楽しいコペンは、マツダ・ロードスターRFの小型版のようだ。659ccのターボエンジンは個性的だが、日常的な使用には自然吸気1.3Lエンジン(海外仕様のみ)のほうが理にかなっている。
インフィニティG37コンバーチブル
インフィニティG37コンバーチブルを覚えているだろうか?日本ではほとんど目にすることのない希少なモデルだが、スタイリングは当時のライバルよりも熟成されているので、中古車を探す苦労も報われるだろう。ルーフは折りたためるため、リアのデザインも洗練性が高い。レクサスSC430よりも上品な印象を与える「おしゃれな日産」だ。
BMW 3シリーズ
BMW 3シリーズ(E39)の最大の強みは、ルーフの開閉状態にかかわらず、エレガントなスタイリングを実現していることだ。それまでのドロップトップはキャンバスルーフだったが、このクルマはBMW初の電動格納式ハードトップを採用している。3ピースのメタルルーフは、わずか25秒で優雅に折り畳まれ、キーフォブで操作することもできる。