【万能スポーツカー?】冬でも乗りたいクーペ・カブリオレ 20選 いいとこ取りのオープンエア
公開 : 2021.10.31 06:05
レクサスSC430
当初評判の悪かったレクサスSC430は、年を追うごとに魅力を増している。レクサスの製造品質、4.3L V8、後輪駆動、アルミ製ルーフなど、惹かれるポイントは数多い。インフィニティG37コンバーチブルより中古の個体数も多く、大切に扱われてきたであろう綺麗な個体からくたびれたものまで(価格も)幅広い。
フォルクスワーゲン・イオス
フォルクスワーゲン・イオスは、ライバルよりも常にワンランク上の存在感があった。他のCCがハッチバックの出自を隠そうと必死になっているのに対し、イオスはオーダーメイドでより高級感があった。見どころは、剛性の高いボディシェルと、スライド式サンルーフを組み込んだメタルルーフ。これにより、オープントップでなくても太陽の光を浴びることができる。最高出力250psの3.2L V6エンジンを搭載したモデルがあれば、寝る間も惜しんで楽しめる。
マツダ・ロードスターRF
ロードスターRFを「クーペ・カブリオレ」と呼んでもマツダは喜ばないだろうが、ルーフのようにキャップが似合う。RFは「リトラクタブル・ファストバック」の頭文字を取ったもので、ソフトトップ仕様よりも価格が高くなっている。その代わりに、3分割の電動格納式ルーフが搭載されており、わずか13秒で折りたたむことができる。ロードスターのタルガスタイルを楽しもう。
ボルボC70
見た目ではわからないかもしれないが、ボルボC70はフォード・フォーカスCCと密接な関係にある。実際、フォーカスのプラットフォームを伸ばしたものがベースになっているのだ。ピニンファリーナがデザインした3分割式ルーフは、閉じた状態ではボディを硬め、ダッシュボード上のボタンで30秒で開けることができる。開けるとトランクルームが半分になるが、上品なインテリアと洗練されたスタイリングを持つC70は、フォーカスCCよりも優れている。
フェラーリ・カリフォルニアT
折りたたみ式ハードトップのスーパーカーを紹介したいという誘惑に負け、最後はフェラーリを取り上げる。フェラーリ・カリフォルニアTは、カリフォルニアの改良版として2014年に登場し、560psのツインターボV8エンジンを搭載している。また、最も洗練されたルーフメカニズムの1つである2分割式のシステムを採用しており、収納が容易になっている。