マセラティ・アルフィエーリ、2016年に生産開始
公開 : 2014.05.08 21:50 更新 : 2017.06.01 02:12
マセラティは、ジュネーブ・モーターショーで発表したクーペ・モデル、アルフィエーリの生産を2016年に開始するとした。また、カブリオレ・モデルも、2017年に追加されるスケジュールであるという。また、現行のグランツーリスモの新しいモデルも、2018年に発売することとなる。
ジャガーF-タイプをライバルとするアルフィエーリは、現行のギブリやクアトロポルテと同じプラットフォームになる予定。ジュネーブ・モーターショーで発表された現行グランツーリスモをベースとしたモデルとは異なる。
エンジンは、450ps、70.9kg-mのパワー、トルクを持つものが4WDモデルに搭載され、エントリー・レベルのRWDモデルには410psの3.0ℓV6が搭載される。このエンジンはクーペ・モデル、コンバーチブル・モデルともに共用で、価格は£60,000(1,040万円)程度からという値付がされる。558psの3.8ℓV8も計画されていたが、これは2018年に登場する新しいグランツーリスモのために温存されそうだ。
ちなみに、この新しいグランツーリスモは、ギブリ/クワトロポルテ・ベースだが、RWDモデルのみが設定されることになると思われる。
マセラティはこの他、レヴァンテと呼ばれるSUVモデルもラインナップに加える予定だ。560psのV8ガソリン・モデルは4WDで、そしてV6ガソリンとディーゼルはRWDと組み合わさられることになり、発売は2015年となろう。
ギブリとクアトロポルテも2018年までにエンジン・ラインナップに変更が加えられる予定。これは、450psと350psバージョンがRWDモデルとして、そしてトップ・モデルとなる560psプラスのV8を搭載するモデルは4WDモデルとなる。また250psと274psのV6ディーゼルはRWDモデル、そして340psバージョンは4WDモデルとなる。
これらすべてのモデルをして、マセラティは現行の年間生産台数15,000台から、2018年までに75,000台にアップさせる計画だという。