ロータス新CEOに元PSAのジャン-マルク・ゲール
公開 : 2014.05.08 21:00 更新 : 2017.06.01 02:13
プロトンが全額出資する子会社であり、DRB-ハイコム・グループに属しているロータス・グループの新しいCEOに、元PSAの会長であるジャン-マルク・ゲールが就任した。
DRB-ハイコムが論争の的となったダニー・バハールを馘首にした時から2年にわたってCOOとしてアスラム・ファリクラがロータスを率いてきたが、今回、やっと代表が決定したわけだ。
ゲールの直近の功績としては、2009年から2012年までの間、PSAグループでDSブランドを確立したこと。そしてセールス・チェーンの大規模なリストラをしたことが挙げられる。
ゲールは、ルクセンブルク人で、ロンドン・インペリアル・カレッジで経営修士号を取得後、ドイツはカールスルーエ大学で機械工学修士号を取得。ダイムラーAG、ゼネラル・モータース、フォルクスワーゲン AGで、上級職を歴任している人物だ。
プロトンのCEO、アブドル・ハリス・アブドラは、「ロータスにとってこれはとても素晴らしいタイミングです。ゲールの就任は、われわれのロータスの今後の計画を考慮すると、これ以上のいいタイミングはありません。ジャン-マルクの頼もしい技術上及び経営上の専門知識、そしてリーダーシップがあれば、ロータスの改革計画をさらに推進し、ロータスの事業や能力をさらに高めてくれると確信しています。」とコメントしている。