オペル・マンタ、2025年に復活見込み FRクーペから電動クーペSUVへ移行

公開 : 2021.11.01 18:05

デルタとマンタのラリーの歴史

ランチア・デルタ

デルタS4は、グループBラリーカーの中でも最も速いクルマの1つだったが、グループBが禁止されると、ランチアはいち早くデルタHF 4WDを開発した。このデルタと、それに続くHFインテグラーレは、1987年から1992年まで6つのメーカータイトルと3つのドライバーズタイトルを獲得し、世界ラリー選手権(WRC)を席巻した。

オペル・マンタ

マンタ400は、WRCのグループB時代には目立った存在ではなかったが、国内レベルでは多くの成功を収めた。1984年と1985年にはジミー・マクレーとラッセル・ブルックスがマンタで英国のタイトルを獲得し、クラブラリーでも異なるバージョンのマンタが大活躍した。

オペル・マンタ400
オペル・マンタ400

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・アトウッド

    James Attwood

    役職:雑誌副編集長
    英国で毎週発行される印刷版の副編集長。自動車業界およびモータースポーツのジャーナリストとして20年以上の経験を持つ。2024年9月より現職に就き、業界の大物たちへのインタビューを定期的に行う一方、AUTOCARの特集記事や新セクションの指揮を執っている。特にモータースポーツに造詣が深く、クラブラリーからトップレベルの国際イベントまで、ありとあらゆるレースをカバーする。これまで運転した中で最高のクルマは、人生初の愛車でもあるプジョー206 1.4 GL。最近ではポルシェ・タイカンが印象に残った。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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