アストン マーティン・ヴァルハラ日本公開 950psのPHEV 新次元のドライビング定義
公開 : 2021.11.06 15:25 更新 : 2021.12.13 13:39
アストン マーティンは、ヴァルハラを日本公開しました。スーパーカー・セグメントの新たな基準を定義します。
新次元のドライビングを定義
アストン マーティンは、ハイブリッドスーパーカー「ヴァルハラ」を日本公開した。
ヴァルハラは、フォーミュラ1で鍛えられたシャーシ、エアロダイナミクスとエレクトロニクス、そして最先端のハイブリッド・パワートレイン・テクノロジーから構成され、「究極のテクニカル・ショーケース」と表現される。
ヴァルハラは、ミッドマウントされたガソリンエンジンとバッテリーの組み合わせによる950psの出力、新しいカーボンファイバー構造、アストンマーティン・ヴァルキリーに採用された先駆的なエアロダイナミクスを有する。
ハイパーカー・パフォーマンス、先進的なパワートレイン、ドライビング・ダイナミクス、高度に洗練された素材といった、さまざまな要素の完璧なバランスで、スーパーカー・セグメントの新たな基準を定義するという。
950psのPHEVパワートレイン
ヴァルハラの心臓部には、3つのモーターを備えたPHEVパワートレインが搭載される。
核となるのは、リアにミッドマウントされた専用の4.0LツインターボV8エンジン。
このユニットは、これまでアストンマーティンに搭載された中で最も先進的でレスポンスが鋭く、最高のパフォーマンスを発揮するV8エンジン。最高出力750ps/7200rpmを誇る。
このV8エンジンは、150kW/400Vのバッテリー・ハイブリッドシステムによって補完され、さらに204psのパワーを上乗せする。
EVモードで走行する場合、バッテリー電力はフロント・アクスルにのみ供給され、それ以外の走行モードでは、バッテリー電力はフロント・アクスルとリア・アクスルに分割される。
特定の状況では、バッテリー電力の100%をリア・アクスルに送ることができ、ICE V8エンジンのパワーを一層高める。
EV専用モードで走行する場合の最高速度は130km/hで、ゼロエミッション航続距離は15km。予測されるCO2排出量 (WLTP)は200g/km未満。
950psのパワーで最高速度350km/hを実現。0-100km/hの加速もわずか2.5秒という。
990台の限定生産で今後、顧客に披露していくという。