フォルクスワーゲン、10速デュアル・クラッチを開発中
公開 : 2014.05.10 21:00 更新 : 2017.06.01 02:12
フォルクスワーゲンの開発責任者、ハンス-ジェイコブ・ノイサーがオーストリアのウィーンで行われた年次総会で、新しい10速デュアル・クラッチ・ギアボックスの詳細を明らかにした。
去年のウィーン・モーター・シンポジウムで、フォルクスワーゲンの社長、マーティン・ウィンダーコルンがその存在をほのめかしていたもので、横置き、縦置きの両方に対応する広範囲にわたって採用される予定のギアボックスである。
このギアボックスの採用によって、2020年までにフォルクスワーゲンは最大15%の効率の向上が狙えるという。
生産および投入時期については明言されなかったが、ノイサーはこの新しいギアボックスが、最大51.0kg-mのトルクにも対応可能だとしている。
また、このウィーンでは、第8世代となる今年後半に登場予定のパサートに、新しい240psの2.0ℓ4気筒ツインターボ・ディーゼルが搭載されることも発表された。