クルマ好きなら一度は乗るべきクルマ 10選 中古で探す最高の愛車は?

公開 : 2021.11.10 06:05

トヨタランドクルーザー

「レジェンド」という言葉は、最近ではあまりにも頻繁に使われ過ぎている。ランドクルーザーを買う理由は、スタイリッシュだからとか、トレンドだからとかではなく、純粋に仕事をするためである。このクルマの素晴らしいところは、何の気負いもなくその仕事ができることだ。

世界でランドクルーザーを支持しているのは、プレミアリーグのサッカー選手ではなく、農家の方々だ。しかし、腐食、サスペンション部品の摩耗、ブレーキの摩耗など、特に何もせずに放置していた場合には不具合が生じることもある。

トヨタ・ランドクルーザー
トヨタ・ランドクルーザー

SUVではなく働き者が欲しいという方には、古くてシンプルな4代目がお勧めだ。

マツダロードスター

中古車では定番の選択肢だが、純粋なオープンカー・ライフを楽しみたいという人にお勧めだ。ケータハムのように濡れずに済むし、耳が聞こえなくなることもないだろう。

ロードスターはローパワーで最高に楽しい、まさに究極のドライビングマシンだ。30年もの歴史の中から1台を選ぶことができるが、購入後に最も負担が少ないのは最新のモデルだろう。

マツダ・ロードスター
マツダ・ロードスター

タイミングベルト・テンショナーの破損、ドロップリンクが摩耗したサスペンション、ブレーキキャリパーの焼き付きなど、一般的な消耗品をチェックする必要がある。熟年の前オーナーは大抵、ロードスターをとても大切にしている。

メルセデス・ベンツEクラス

メルセデスのピークはいつか?それは間違いなく、W123からW124の時代だろう。現代的な複雑さはなく、ベーシックなビニール内装と手動の窓があるだけだ。

1990年代前半のSLやSクラスもいいが、勤勉なEクラスのセダンやワゴンには純粋さがある。

メルセデス・ベンツEクラス
メルセデス・ベンツEクラス

走行距離があまりに多いと、ガスケットや油圧リフターなどに注意が必要になる。サスペンションも疲労してくるので、新しいジョイントやショックアブソーバーが必要になるかもしれない。最も心配なのは配線系の破損で、最も高くつくのは古いボディの錆だ。しかし、全体としては手頃な価格であることに変わりはない。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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