三菱エクスパンダー発表 新型クロスオーバーMPV どんなクルマ? インドネシアから順次
公開 : 2021.11.11 06:45
三菱は、新型クロスオーバーMPV「エクスパンダー」をインドネシアで発表しました。順次アセアン地域で展開します。
新型発表 アセアン地域で展開
三菱は、新型クロスオーバーMPV「エクスパンダー」をインドネシアで発表し、11月11日より開催される第28回インドネシア国際オートショーにて展示する。
同モデルはミツビシ・モータース・クラマ・ユダ・インドネシアにて生産し、同国で販売開始後、順次アセアン地域を中心に展開していく予定という。
「エクスパンダー」は次世代クロスオーバーMPVとして2017年にインドネシアで販売を開始以来、アセアン、中東、中南米、南アジア、アフリカと販売市場を拡大、2019年にはシリーズの最上位モデルとなる「エクスパンダー・クロス」を追加。
2021年10月末までに累計販売台数はシリーズ合計で約37万2000台に達した。
新型エクスパンダーは、フロントとリアデザイン、およびインテリアデザインを一新してSUVらしさを高めるとともに、トランスミッションには新たに高効率CVTを採用することで低燃費化を実現した。
クロスオーバーMPV どんなクルマ?
フロントは力強さと安心感を表現するデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を進化させ、低重心なイメージの水平基調のバンパー、立体的なスキッドプレートを採用。
リアは新世代のランプ造形と横基調のリヤバンパーにより、ワイドで安定感のあるスタイルとした。
また、先代モデルよりも車高を15-20mm高めることで、クラストップレベルの最低地上高となる220-225mmを確保し、悪路走破性を高めた。
上級グレードのインテリアでは、水平基調で見切りの良いインストゥルメントパネルにデザインを一新、ステアリングはスポーティで力強い印象を与えるデザインとしながら、ユーザーが使いやすいグリップサイズと形状に変更した。
トランスミッションには高効率CVTを新たに採用。
アクセル高開度では多段変速のようなエンジン回転数の制御によって、力強くキレのある加速感を実現し、アクセル低開度ではCVT特有の滑らかな変速によって、エンジン性能を最大限に引き出して低燃費と高い静粛性を実現。
エンジンには外部EGRを新たに採用し、エンジン出力性能は維持しながら低燃費化を実現した。
また、スマートフォンに配慮した快適装備や各種収納スペースを充実させ車内での快適性も高めた。