ワイルド・スピード登場人物「ハン」 劇中で食べていたのは「柿の種」と判明 直接プレゼントしてみた
公開 : 2021.11.18 11:45 更新 : 2022.03.25 18:49
JCCS会場でサン・カンに柿の種を渡せるのか?
その後、JCCSの公式ページにおいてもサン・カンの来場が公表されていたので、会場でサン・カンに会える可能性がイッキに現実味を帯びてきた。
是非、本人に「柿の種」に真相を聞いてみたい!
日本を出国する前に柿の種をできるだけ色々な種類買い集め、また隠し玉として筆者の実家がある下関の銘菓「萩・井上のふぐ煎餅」も持参することにした。(もちろん、Fugu Zにちなんだお土産)
Fugu Zの「Fugu」とは高級魚ふぐのことである。
高級魚であるとともに、猛毒を持った魚であることから調理には特別な免許が必要だ。
「Fuguは資格を持った人が正しく調理をしないと命を落とすこともある。クルマも同じでどんなにハイパフォーマンスな仕様に改造しても知識と技術を持った人がちゃんと作らない誰かの命を奪う危険がある」
このような思いからサン・カン本人が「Fugu Z」と名付けた。
そしてサン・カンに会って柿の種を渡せる(かもしれない)10月30日当日を迎えた。
たくさんのファンに囲まれて近づけず……
筆者がJCCSに行くのは今回が初めて。
今年のJCCSは、それまでのロングビーチから場所を変えて、大谷翔平選手が所属する「MLBロサンゼルス・エンジェルス」のホーム「エンジェルスタジアム」での開催だ。
来場者1万人超の非常に大きな日本車イベントである。
GPPブースを訪れたところ、ホットウィールのカリスマデザイナーとして活躍したあと、自らのミニカーや1/1カスタムカーのブランド「KAIDO★HOUSE」を立ち上げ話題のジュン・イマイさんのサイン会が行われていた。
またブースの前にはサン・カンの白い日産フェアレディ240Z「Fugu Z」が展示してある。このFugu Zをホットウィール化したのもジュン・イマイ氏で一時は世界的な品薄状態となるほどの人気を博した。
そうこうしているうちに、サン・カンの姿が目に入ってきた。この日登場することを知っていたファンも大勢いたのだろう。
たくさんのファンに囲まれていてサインや写真撮影に応じており、なかなか近づけず……。
GPP代表の住野氏がブースに戻って来られたのでお願いしてサン・カンを呼んでいただくことができた。
柿の種以上に、「ふぐせんべい」が大ウケ!
5〜6分程度ではあったが、サン・カン本人に柿の種数種類(ノーマル、減塩、梅しそ、七味マヨなど)とFugu Zにちなんだ「萩・井上のふぐ煎餅」を手渡しすることができた!
そして柿の種が採用になった経緯などについて答えてくれた。
「撮影現場には色々なお菓子が用意されていて、その中に柿の種もあったよ。どれにするかを選ぶのは自由だったから、僕は柿の種を選んだんだ」
「僕はピーナッツが好きなので、ピーナッツが入ったお菓子に目が行ってしまうね(笑)」
「柿の種はピーナッツとクラッカー(柿の種)のバランスがいいね。とてもおいしいと思う」
「柿の種のいいところは食べやすいってことかな。油や塩分で手が汚れないし。ポケットに入れていても触っただけで柿の種とピーナツであることがすぐわかる。上に放り投げて食べることもできるし」
と言いながら、サン・カンは柿の種の袋を豪快に破り、ピーナツを放り上げて口に入れた! これはたぶんかなり貴重な柿の種シーンである。次回作で採用されるかも?
ところで、柿の種の製造元である亀田製菓(本社:新潟県新潟市)はこの件をどのように思っているのだろうか? 担当者に電話で聞いてみた。