誰も知らないスーパーカー 50選 前編 ひっそりと消えた不運な珍車・名車
公開 : 2021.11.27 06:05
ヒメネス・ノヴィア(1995年)
ヒメネス・ノヴィアは、想像を超える複雑なシリンダー構成を採用していた。ヤマハ製の1.0L 4気筒エンジン(FZR1000のバイク用エンジン)を4つ搭載し、シリンダーをW字型に配置して共通のクランクシャフトに収め、558psを発生させた。排気量は4.0Lで、5バルブのシリンダーヘッドを搭載した場合、最高速度350km/hを出すことができたという。
しかし、ノヴィアは生産されず、同じW16エンジンを搭載したオフロード車の計画もコンセプトの段階で終わってしまった。