車中泊もできる トヨタ・ヴォクシー、お気に入りカラーでカスタム

公開 : 2021.11.24 20:25

国産ミニバンで車中泊をしたい。そんな方が選べるコンプリートカーを撮影。トヨタ・ヴォクシーの内外装を、色と実用性にこだわってカスタムしています。

外装色「ほぼ無限大」のヴォクシー

大阪府に本拠を置く、パパママカーズ(PapaMama CAR’S)は、トヨタシエンタ、プロボックスなどの中古車販売とオリジナル・カスタマイズの専門店。

「実用的」×「オシャレ」×「親も子も楽しめる」をコンセプトに、クルマに乗るなら見た目もオシャレにしたいというお父さん/お母さんに、人・荷物をたくさん積めるオリジナル・カスタムカーを提案している。

アソモビ2021の「パパママカーズ」ブースに展示された、車内泊もできるヴォクシーのコンプリートカー。中古車がベースで、同イベントの会期中に「SOLD OUT」のプレートが掲げられていた。
アソモビ2021の「パパママカーズ」ブースに展示された、車内泊もできるヴォクシーのコンプリートカー。中古車がベースで、同イベントの会期中に「SOLD OUT」のプレートが掲げられていた。    AUTOCAR JAPAN編集部

今回ピックアップしたのはトヨタ・ヴォクシーのオリジナル・カスタムカー。

「家族の強い相棒。おでかけが楽しくなる。車中泊も楽々」「お気に入りのカラーで、まわりと差がつくミニバン“ヴォクシーのカスタム”」といったテーマで仕上げられている。

外装のカスタムは、ボディカラー、ドアミラー、グリル、ドア取手、ホイール、バンパーといった部位について可能。このうち、ボディカラー~ドア取手は、いずれもユーザーが希望する色を同社でイチから作成・塗装することができる。

足元は、鉄チンホイール塗装、ホイールキャップの塗装のどちらかをチョイスすることが可能だ。

スチールホイールは、必ずサビをキレイにしてから加工。バンパーにはパパママカーズ・オリジナルバンパー加工を施し、ボンネットの裏やエンジンルーム内なども、こだわりを持って塗装している。

専用ベッドキット+蚊帳

写真の個体には、ヴォクシー専用ベッドキット(レザータイプ)を装着。このままリアシートを畳めばベッドモードになる状態だ。

じつはこれ、屋外に持ち出してテーブル/ベンチとしても使えるように設計されているほか、走行時は2列目シート用オットマンとしても使える。

こちらがパパママカーズのヴォクシー専用ベッドキット(22万円)。写真のレザータイプのほかに、ウッドタイプ(25万3000円)もラインナップされている。
こちらがパパママカーズのヴォクシー専用ベッドキット(22万円)。写真のレザータイプのほかに、ウッドタイプ(25万3000円)もラインナップされている。    AUTOCAR JAPAN編集部

さらに車中泊・キャンプのときに頼りになる蚊帳も、しっかりした造りのものが備わっていた。

内装のカスタムは、シート/フロアマットをユーザーが希望するカラーにすることができる。

シートは、クリーニング後にユーザーが選んだ色のカバーを装着。フロアマットも好きなカラーの新品に交換してくれるので、シートとのコーディネートを楽しめる。

パパママカーズでクルマをオーダーすると、まずコンピューターをリセットし、その後、各種整備作業を実施。

バッテリー、ワイパーゴム、エアコンのフィルター、オイル、オイルフィルターを新しいものに交換、またスロットルボディの清掃も行っているので、安心して乗れるのも魅力。

また、新品のナビと交換してくれるので、長いドライブ時にテレビやDVDを観られて子ども達も楽しみ方が増える(=親がラク)。

撮影車両は2016年式で走行距離4万kmほど。全国のトヨタディーラー、もしくは認証整備工場で車検を通すことができるので、遠方のユーザーも心配することはない(遠方納車にも対応)。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事