マセラティが集結 魅惑のスタイリングを披露 27thマセラティディ

公開 : 2021.12.05 17:45

夜はガラディナーに興じる

イベントのベースとなるヨコハマ・グランド・インターコンチネンタル・ホテルのボールルームへ場を移し、イベントのハイライトのひとつであるガラディナーへ。

日欧商事とフェッラーリの協賛によるスプマンテで乾杯後は、マセラティ社ダヴィデ・グラッソCEOのビデオメッセージが流された。続いてマセラティジャパンCEOのグレゴリーKアダムス氏から、マセラティの最新状況が説明された。

もう1つのテーマはビトゥルボ生誕40周年。今回は最初期モデルとなるキャブレター仕様のビトゥルボEが参加。
もう1つのテーマはビトゥルボ生誕40周年。今回は最初期モデルとなるキャブレター仕様のビトゥルボEが参加。    マセラティ・クラブ・オブ・ジャパン

会長の越湖より今回のイベント・テーマであるボーラ生誕50周年、ビトゥルボ生誕40周年に関するヒストリカルな説明がなされた。並びに本社マセラティ・クラシケの最新状況などが発表された。

また、ビトゥルボ時代のインポーターであったガレーヂ伊太利屋の勝田社長に参加いただき、日本でのビトゥルボ秘話が披露され会場は大いに沸いた。

グランプリは誰の手に?

西日本と中部エリアの活動報告の後、コンクール・デレガンスの結果発表と、協賛いただいた各アイテムのプレゼントが行われた。主要受賞者は以下の通り。

グランプリ:東直行 1989年ギブリ・カンパーナ・スペチアーレ
ベスト・クラシコ(クラシック):小林和弘 1967年ギブリ
ベスト・セミクラシコ(ネオ・クラシック):今枝久人 1997年ギブリII 2.0GT
ベスト・モデルノ(モダン):田中保 2013年グランツーリスモMCストラダーレ

コンクール・デレガンスの大賞はギブリIIカンパーナ・スペチアーレが獲得。
コンクール・デレガンスの大賞はギブリIIカンパーナ・スペチアーレが獲得。    マセラティ・クラブ・オブ・ジャパン

グランプリを獲得したギブリは、マセラティと密接な関係を持つモデナのカロッツェリア・カンパーナが手掛けたもの。同社とマセラティとのコラボレーションで販売が計画された限定モデルのプロトタイプである。

長らくクラブ員が保有していたが、不動のままであった。この世界に1台だけ存在するモデルが、マセラティディに向けて仕上げられ、その希少性とオーナーの情熱などが高い評価を受けた。

パレードランと至福のランチタイム

イベント2日目はベイブリッジを経由しての首都高、そして銀杏並木の美しい山下公園エリアを抜けてのパレードラン。クラシック・モデルを先頭にゆったりとしたショート・ツーリングを楽しんだ。

パレードラン終了後は再びプラザ広場に戻り、ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜へと移動。エントランスには届いたばかりのクアトロポルテ・トロフェオのフォリセリエ(カスタマイズ)モデルをはじめとした2022年モデルがディスプレイされた。

2日目は銀杏並木の美しい山下公園通りなどでパレードランを行った。
2日目は銀杏並木の美しい山下公園通りなどでパレードランを行った。    マセラティ・クラブ・オブ・ジャパン

ホテルのボールルームにはMC20が鎮座し、その詳細なレクチャーに続いて、メンバー達は三々五々、実車に触れながら至福のランチタイムを楽しんだ。

ランチ後は再びプラザ広場へと戻り、駐日イタリア大使のベネデッティ氏へ各車両の紹介など楽しい会話を楽しみつつ、記念撮影後にマセラティディは閉会となった。

創立1993年のマセラティ社公認オーナーズクラブであるマセラティ・クラブ・オブ・ジャパンは、来年も同時期にマセラティディを開催する予定だ。

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