第2世代のポルシェ・ケイマンをスクープ
公開 : 2012.06.08 19:00 更新 : 2017.06.01 00:55
第2世代となるポルシェ・ケイマンは、11月のロサンゼルス・モーターショーでデビューする予定で、現在開発が進められている。われわれのカメラマンの手によって捕えられたプロトタイプは、90,000マイルという走行距離を走破していた。
ミッドエンジンの2シーターは、第3世代のボクスターと同じアルミニウム・ボディと開放的なキャビンを持ち、アップグレートされた6気筒エンジンを搭載する。
ベース・モデルのケイマンのエンジンは、従来の2.9リッターから2.7リッターへとダウンサイジングされるが、そのパワーは262bhpから280bhpへとアップされる。一方、ケイマンSの3.4リッター・エンジンは現行の315bhpから330bhpへとアップされる。
新しいケイマンは、標準で6速のマニュアルが装備され、オプションで7速のデュアル・クラッチが用意される。
すべてが新しくなるシャシーは、より長いホイールベースと広くなったフロント・トレッドを持ち、アルミニウム製となる。
サスペンションは、フロントがマクファーソン・ストラット、リアがマルチ・リンク。ホイールは19インチからサイズアップされた20インチ・アロイが組み合わせられる。大きくなったホイールによって、より大きなブレーキを収めることができるようになる。
最新の911のように、ケイマンのステアリングは電気機械式となり、油圧の補助は外される。また、リミッテッド・スリップ・デフは、ポルシェ・トルク・ベクトリング・パッケージの一部としてオプション扱いとなる。これは、ケイマンSのみに装備されることとなろう。
ケイマンは新しいボクスターと近いモデルとなり、そのスタイルはカレラGTからインスピレーションを受けたものとなるだろう。