第5回アバルトデイズ

2014.05.17-18

text & photo:Shunichi Uchida (内田俊一) photo:Chizuko Uchida (内田千鶴子)、Kazuhide Ueno (上野和秀)

 
ワンメイクスのイベントは数あれど、アバルトのみのイベントは世界的にも数少ない。そのイベントがチンクエチェント博物館主催で開催されており、早くも5回目を迎えた。

今年もニューサンピア沼津を基点に開催。初日はドライブラリーで、地元のアバルト・マニアが選定した素晴らしいワインディングロードを満喫。夜はフェアウエル・パーティが行われ、参加者同士の親睦を深めた。

2日目は会場中庭の緑の芝生にクルマを並べ、愛知県名古屋市を中心に活動するダンスパフォーマンス・グループ、パペッションのステージのほか、ビンゴ大会などを楽しみながら、クルマ談議に花を咲かせていた。

  • 日本に長らく生息しながら、イベントにはほとんど出場していなかった、アバルト・シムカ2000コルサが姿を見せた。

  • フィアット・アバルトOT1300。レーシングコースが似合うクルマのはずが、こういった芝生の上でも映える。

  • アバルト・シムカ1300。リアのエンジンフードを若干持ち上げたレーシーな雰囲気がたまらない。

  • フィアット・アバルト1000ビアルベーロ・ロングノーズもやってきた。ショートノーズとは雰囲気がかなり異なる。

  • フィアット・アバルトOT1300/124。フィアット850クーペのボディを纏ってはいるもののただならぬ雰囲気を醸し出す。

  • ムゼオ・チンクエチェント・レーシングチームが、全日本ラリー選手権にチャレンジするアバルト500ラリーR3Tも登場。

  • ドライブラリーへスタートするフィアット・チンクエチェント・トロフェオ。小さくてもアバルトの本気が詰まった1台だ。

  • ドライブラリーのスタートを待つ参加車たち。アバルトがずらりと並んだ姿は、日本とは思えぬ壮観なシーンだ。

  • 黄色いボディが初夏の陽気に映える。ドライブラリーへスタートしたフィアット・アバルト750セストリエーレ。

  • アバルト695エディツィオーネ・マセラティ。シックなポンテヴェッキオ・ボルドーのボディカラーが美しい。

  • フィアット・アバルト1000TCR。レーシーで豪快なエンジン・サウンドが聴こえてくる気がしませんか?

  • 相模湾を右手に見ながら、気持ちよく連なって走行する参加者たち。

  • 昼食会場である箱根ホテルに設けられ、レストコントロール・タイムは90分とされたので、参加者たちはゆったりと昼食が楽しめた。

  • 箱根神社の鳥居をくぐるフィアット・アバルト595。その後ろにはフィアット・アバルト1000TCRが見え隠れする。

  • 箱根の坂を気持ちよく駆け上るフィアット・アバルト750セストリエーレ。新緑と背景のつつじがアバルトたちを出迎えた。

  • ロッソに塗られたアバルト695トリブート・フェラーリも、余裕のパワーで箱根のワインディングを駆け抜けて行った。

  • アバルト・シムカ2000は、遅い車にブロックされてしまったのか、少々エンジンがぐずつき気味だった。その後無事回復した。

  • 箱根の山で一息つき、これから一気にゴールを目指す。右はチンクエチェント・ベースだがジャンニーニが手掛けた590GT。

  • 世界299台限定、日本には50台が導入されるアバルト595 50thアニバーサリー・モデルの日本初お披露目がイベント内で行われた。

  • 日本にはほとんど生息しないアウトビアンキA112アバルトの初期型。その中でも貴重なコンペティション仕様が会場に姿を見せた。

  • 日曜日のミーティングには、現行アバルト500とプント系などの現行モデルが、全国から数多くのオーナーが参加した。

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