text & photo:Shunichi Uchida (内田俊一) photo:Chizuko Uchida (内田千鶴子)
10回目を迎えたItalian Jobは、1975年までに生産が開始されたイタリア車が参加資格を持つ。今年は藤橋城前(岐阜県揖斐郡)に、フェラーリからPiaggio Apeまで100台近い参加車が集合した。
当日は受付終了後、ゆったりとした時間を仲間と語らったり、藤橋城のプラネタリウムを見学したり、また、売店での食事を楽しむなど、思い思いの時間を過ごしていた。
また、参加者全員がクルマの写真と名前が記載されているカードを首からかけているため、初参加の人でも、『あ、同じクルマに乗っています』などと気軽に声を掛け合うことが出来る工夫もされていた。このように、誰もが楽しめるよう気配りがされており、会場のあちこちで笑い声が絶えなかったのが印象的であった。
アルファ・ロメオ・スパイダーもSr4まで参加可能だ。赤以外のボディカラーもこうして見ると新鮮だ。
アルファ・ロメオ1300GTAコルサ。ヨーロッパ・ツーリングカー選手権に出場していたクルマそのものだという。
色とりどりのヌオーヴァ・チンクエチェント。奥から2台目はジャンニーニ590GTコルサだ。
フィアット126は複数台参加。中にはこんな1台も。フィアットDPA650。ドイツのPOPが手を入れたモデル。
そしてもう1台、ジャンニーニが手を入れた、フィアットジャンニーニ126GP。女性オーナーだ。
お父様から受け継いだフィアット124スパイダーを、自らの手でモディファイしたとはオーナーの弁。
フィアット850ベルリーナ。ホイールと、キャレロのフォグランプを装着するだけで、レーシーな雰囲気に。
昨年で50周年を迎えたランチアフルビア。ベルリーナはもう一台、GTが参加していた。
ホイールキャップまで装着し、オリジナルを保っている、アルファ・ロメオ・ジュリア・スプリントGT。
バンパーレスのアルファ・ロメオ・ジュリアSS。ロールバーも装着され走りを楽しんでいるようだ。
最近はなかなか見ることが出来なくなった、アルファ・ロメオGTV6 2.5。
スタッフがフラッグを振る中、フィアット500が帰路に着く。また来年お会いしましょう!!