トヨタ・オーリスのコンセプトカー図面
公開 : 2012.06.09 12:05 更新 : 2021.01.28 17:39
次世代のトヨタ・オーリスのデザインが、特許の申請図面からわかった。新しいオーリスは2013年に発表される予定だが、今年中にコンセプトカーという形態で一般にプレビューされることになろう。トヨタの豊田章男社長によれば、それはビジュアル的に”個性豊かなモデル”となるという。
このイメージは、先週、オーリスの日本での姉妹車、カローラのものとしてインターネット上で公開された。それは、ドイツで登録された特許申請図面で、オーリスのコンセプトカーを表したものと思われる。
このコンセプトカーは、トヨタ・ヨーロッパが開発したモデルで、その大きさはアイゴとアヴェンシスの中間に位置する。トヨタ・ヨーロッパが主導権を持って開発したモデルの最初がヤリス・ハイブリッドであり、オーリスはその後に続くモデルというわけだ。
新しいオーリスのプラットフォームは、ハイブリッドのドライブトレーンが中心に考えられている。現在のオーリス・ハイブリッドは、プリウスのものをベースとしているために、荷物積載能力がなどが犠牲になってしまっている。そこで、この新しいオーリスについては、ヤリス・ハイブリッドのものをベースとして考えられているようだ。
また、1.3リッターと1.6リッターのガソリン・エンジン・モデルも用意され、さらにはBMW製のディーゼル・エンジンも搭載される。そのディーゼル・エンジンは、1.6リッターと2.0リッターが予定されている。
ダービーシャーのバーンナストン工場が、新しいオーリス・ハッチバックを製造する唯一の工場として計画されている。
また、同時にエステート・モデルを生産する予定もあるようだ。
トヨタがオーリスの名前を捨てて、カローラの名前を復活させるという噂もあるが、AUTOCARはオーリスのバッジが引き続き使われると予想している。