なぜ「冷却技術」がEV開発の鍵を握るのか 石油会社が着目したビジネスチャンスとは

公開 : 2021.12.15 07:05

モータースポーツ界も冷却技術に注目

ウィリアムズF1チームからスピンオフしたウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング社(WAE)は、カストロール社と共同で、EVの熱管理用流体を開発するプロジェクトを進めている。モータースポーツ用バッテリーの冷却剤として2022年の導入を目指す。WAEが特に注目しているのが、カストロール社が開発中の液浸冷却技術だ。

カストロールは11月、ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングとの5年間の技術提携を発表した。
カストロールは11月、ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングとの5年間の技術提携を発表した。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事